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巻き付ける弦の長さをミリ単位で微調整できる上に「簡単!確実!爆速!」の画期的ギター弦交換法「TDOT=Top-Down-Over-the-Topメソッド」

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。。。このページはサイト管理者(之人冗悟:のと・じゃうご:Jaugo Noto)の個人的趣味が色濃いけれど、
●世間の大方の人々は知らないとっても良いやり方を教える

●英語と日本語の二カ国語版解説になっている
という点で「自学自習WEB英語教材」提供元のZUBARAIE LLC.の活動内容にピッタリ(!?)ということで、興味のある方向けにお届けします:

    
    
動きのあるビデオ(解説5分)で見たい方は↓こちら↓ をどうぞ

    
    
簡単・確実・爆速のギター弦交換法
『TDOT (Top-Down-Over-the-Top) string-changing method』
― 紙芝居方式解説 ―
|^.^| 「全33ステップ」で親切丁寧に解説します |^.^|
    
    

01)
(たぶん)他のどんな方法よりも簡単で確実でめちゃ速い「ひたすら引っ張り、一切ゆるめない」TDOT(Top-Down-Over-the-Top)方式ギター弦交換法の解説です。

・・・画面では「trapeze tailpiece:ブランコ・テールピース」の付いたエレキギターでの弦交換になっていますが、固定式ブリッジのレスポールやストラトキャスターやアコースティックギターにも断然お勧めの(たぶん世間のギタリストのほとんどが知らない)スグレモノですので、ギターを弾く方はぜひ御覧ください(・・・あなたのギターライフを一変させる画期的発見が待っていますよ・・・)
解説=之人冗悟(のと・じゃうご:Jaugo Noto)
・・・以下の解説画面はすべて「静止画像」です・・・「動画」で具体的な動きを確認したい人は、ページ最上部の「YouTube(埋め込み)ビデオ」を御覧ください:まったく同じ画像を用いて(英語/日本語の二カ国語をまじえて)5分ほどでテンポよく解説しています。
    
    

02)
ビートルズの3人(ポール・マッカートニー、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン・・・ドラムスのリンゴ・スターはギター弾かないので除く)が揃って愛用したことで有名な「Epiphone Casino(エピフォン・カジノ)」のような「trapeze tailpiece=空中ブランコふう宙ぶらりんテールピース」では、大方のギタリストがやってるような「一度ペグ穴に突っ込んで、引っ張ってから、ペグ or フレット1つ分ダラ~ンとたるませる」弦交換のやり方だと、うまく行きません。
    
    

03)
trapeze tailpiece(空中ブランコふう宙ぶらりんテールピース)は、レスポールやストラトキャスターやアコースティックギターのように「まず最初に弦をブリッジ側の穴に通して固定」するのではなく、「テールピースの溝穴に弦を入れ、ボールエンドで引っ掛け、弦のテンションで固定」する方式になっています。
    
    

04)
弦のテンションがピーン!とかかっていれば、ブランコテールピースは安定しますが・・・
    
    

05)
弦のテンションが落ちてダラ~ンとゆるんでしまえば、空中ブランコもガタッ!と落っこちます・・・
    
    

06)
弦交換の際、ほとんどのギタリストは「最初にピーン!と弦を引っ張り伸ばし、次に<ペグ1つ分>or<フレット1つ分>ダラ~ンと緩めてから巻く」という作法を取りますが・・・
    
    

07)
「ピーン!の後で<1ペグor1フレット分>のダラ~ンを入れる」やり方では、エピフォン・カジノみたいな「ブランコテールピース付きギター」の場合、「弦がテールピースの溝穴から落っこちる事故」が多発して、弦交換はうまくゆきません・・・
    
    

08)
・・・そこでお勧めなのが(たぶん一番簡単で一番確実で一番速い)「ひたすら引っ張り、決して緩めない」弦交換法の「TDOT(Top-Down-Over-the-Top)」方式(命名者=之人冗悟:Jaugo Noto 令和元年五月吉日)・・・以下、そのやり方を順繰りに解説します(もちろんブランコテールピース以外のギターでも使えますよ!)
    
    

09)
まず最初に6本のペグ穴が全て(ネック方向に)真っ直ぐ向くようペグを回して調整します。
    
    

10)
・・・こんな感じになるまでペグを回して調整してください・・・
    
    

11)
(最も太い)6弦をブランコテールピースのミゾにハメ込みます。
    
    

12)
6弦のボールエンドをミゾ穴にしっかり引っ掛けてから、ブランコテールピースを固定具にフックし、その6弦をネック方向へと引っ張ります。
    
    

13)
6弦をペグポストの周りに巻き付けます・・・写真ではナットのミゾに6弦をきちんとハメていますが、この段階ではまだナット溝に弦をハメずにネック横を這わせるようにしてペグポストへと引っ張ってもかまいません。
    
    

14)
! 要注意 ! まだこの段階では「弦の先端(トガった方)」をペグ穴に入れてはいけません・・・穴に入れるのは「ペグポストの周りに弦をグルリと巻き付けた後」です・・・この違いが「TDOT弦交換法」とその他諸々のやり方との最大の相違点です。
    
    

15)
ギターヘッド左側の(6・5・4)弦は、ペグポスト周りを「反時計回り」に巻きます。
    
    

16)
ギターヘッド左側の(6・5・4)弦は、ペグポスト周りに「1回だけ」巻きます・・・6弦は太いので「2度巻き」するとペグポストからはみ出る感じになってしまいます!
    
    

17)
弦をペグポストに1巻きしてから、そのトガった先端(!突き刺し注意!)をペグ穴に(ここで初めて)通します。
    
    

18)
TDOT方式では(一般の弦交換法とは逆に)弦はまずペグポストのトップ(上=ヘッド)側から入れます。
    
    

19)
TDOT方式では(一般の弦交換法とは逆に)弦の先端はペグポストのダウン(下=ネック)側から出て来ます(!突き刺し注意!)・・・その出す位置にもまた注意が必要です。
    
    

20)
ペグの下穴から出てくる弦は、「トグロ巻き」にした弦のトップ(上)に乗せます。
    
    

21)
ただ何となくボ-っと出しちゃうと、弦はたいてい「トグロ巻きの真ん中に突き出る」形になっちゃいます・・・きちんと「トグロ巻きのトップ(上)に乗せる」には、指の先端でトグロ巻きの弦を押し下げておくのがコツです。
    
    

22)
弦をきちんと「Top(トップ=上)穴」から入れ「Down(ダウン=下)穴」から出し「Over the Top(オーバートップ=トグロ巻きの上)」に乗せたら、前後・左右・上下へと思いっきりキツ~く徹底的に引っ張りまくってから、真上へと垂直に立てます。
    
    

23)
余った弦を(ジョン・レノン風に)クルクル巻きにしたい人以外は、ペグポストのてっぺんの位置でチョキ~ン!と切ってしまいましょう・・・きちんとテンションをかけてしっかり引っ張りまくって垂直に立てた弦は、この段階で切っても外れることはありません・・・が、切る位置を間違えると、ギターヘッドに手を伸ばしたり拭き掃除したりするたびにクリーニングクロスやあなたの手指を傷付ける「凶器」と化します・・・余った弦は「ペグポストのトップ位置」で切りましょう。
    
    

24)
・・・ここまでのおさらいです・・・
    
    

25)
6弦を張ったら(たとえペグをキツく締めなくとも)もうブランコテールピースは外れることはありません・・・同じやり方でササッと「5弦」・「4弦」も張りましょう。
    
    

26)
ギターヘッドの右側(3・2・1弦)の張り方は、左側(6・5・4弦)とは少々異なります。
    
    

27)
ヘッドの右側の(3・2・1)弦の場合、ペグポストの周りに巻き付ける方向は「時計回り」になります・・・「ヘッドの内側から外側へ」と巻くことに関しては左側と同様です。
    
    

28)
右側の弦が左側と決定的に違うのは、「ペグポストに弦を巻き付ける回数」です・・・左側は「1回だけ」でしたが、右側の3・2・1弦は「2回」巻いてください・・・これは「弦のテンションを稼ぐため」ではなく「弦が切れにくくするため」の措置です。
    
    

29)
弦は「ペグ穴に通す(=90度折り曲げた)箇所」で最も強いストレスを受けます・・・左側の太い6・5・4弦ならさほど心配は要りませんが、右側の細い3・2・1弦の場合は「折り曲げストレス」を和らげるために「二重コイルのダブルクッション」を置いてあげるのが弦へのいたわりというものです。
    
    

30)
最後にもう1つ、「TDOT弦交換法」ならではのとっておきの高等テクニックを教えましょう・・・「弦のテンション感を高めたい」なら、「弦をペグポストに巻く回数を1回増やす」というような大ざっぱなやり方よりも、もっと簡単&正確な方法があります ― 「ペグ穴の位置をズラす」だけでいいのです。
    
    

31)
・・・ペグ穴の向きは(基本的には)「上下(=12時→6時)方向」ですが、より強いテンション感がほしい場合は「左右(=9時→3時)方向」へと90度ズラしてネックに対して直角にします。
・・・その上で、弦を外から内に向けて通します・・・左側の(6・5・4)弦は「9時→3時」/右側の(3・2・1)弦は「3時→9時」の方向になります・・・これで、ペグポスト周りに巻き付ける弦の長さが「約4.5ミリ」長くなり、その分テンションも強くなります。

・・・そこまで強いテンションは要らないなら
左側の(6・5・4)弦は「10~11時→4~5時」
右側の(3・2・1)弦は「2~1時→8~7時」
の方向に弦が通るようにペグ穴を(45度近辺で)調整します。
・・・更にもっと強いテンションを稼ぎたいなら
左側の(6・5・4)弦は「8~7時→2~1時」
右側の(3・2・1)弦は「4~5時→10~11時」
の方向に弦が通るようにペグ穴を(135度近辺で)調整します。
・・・ペグの角度はいじらずに、弦を通す方向を「12時(上)→6時(下)」ではなく「6時(下)→12時(上)」(=180度真っ逆さま)にすれば、「ペグ半周分(約9ミリ)」の弦長(と、テンション)を余分に稼ぐことができます。
    
    

32)
・・・逆に、巻く弦の長さを短くしてテンションを緩めたい場合は、やはりペグ穴の角度をネック方向に対して直角(90度)に調整した上で、ペグ穴に弦を通す方向を「上から下へ」から「内から外へ」と変えます・・・具体的には
左側の弦(6・5・4)は「右(3時)→左(9時)」
右側の弦(3・2・1)は「左(9時)→右(3時)」
の方向でペグ穴に弦を通せば、「ペグ4分の1周分(約4.5ミリ)」だけ「ヤワな感じ」になります。

・・・もしあなたがアコースティックギター弦の強烈なテンションに四苦八苦している初心者ギタリスト(あるいはエレキからの乗り換え組)なら(「弱いゲージのアコギ弦(0.010-0.047とか)」に加えて)この巻き方を試してみる価値はあるでしょう。

33)
・・・こうして「弦を通すペグ穴の位置(角度)をズラす」ことで「巻き付ける弦の長さを正確に伸縮させる&テンションを微調整する」ことができるのが「TDOT弦交換法」の最大の利点の一つです。

ペグ穴の角度「1度」につき「0.05ミリ」分だけ弦長が伸縮します。
・・・普段Martin(マーチン)の648ミリスケールに慣れている人が、20ミリ短いGibson(ギブソン)の緩いテンション感に物足りなさや違和感を覚えているような場合、弦を通すペグ穴の角度を思い切って変更するのもアリでしょう・・・単純計算では、360度グルリと一回りさせた上で更に40度上乗せした「11時→5時(左側)/1時→7時(右側)」の角度で弦を通せば、20ミリ分の弦長が稼げます・・・もっとも、そうまでして弦長を伸ばしてもギブソンのギターがマーチン風に化けるわけではないですし、あまり弦を巻きすぎると弛みによるチューニングの狂いが生じやすいですし、そもそも太い6弦ではペグからはみ出してしまうのでそこまでの巻き数は稼げないでしょう・・・。

・・・やり過ぎは禁物ですが、こうして「ペグ穴の位置(角度)の微調整」で「巻き付ける弦の長さの微調整」ができるのが「TDOT弦交換法」のユニークな強みであることは確かです・・・世間で一般に行なわれている弦交換では、「ペグポスト1つ分余す」とか「フレット1つ分たるませる」とかの大ざっぱすぎるやり方のために「弦を張り替えるたびに弦長=テンションが微妙に変わってしまう」という難点がありますが、ここで紹介した「TDOT弦交換法」なら「ペグ穴の位置(角度)」が「巻き付ける弦長」を厳密に決めてくれるので、弦の微妙なテンション感の違いに敏感な上級ギタリストの皆さんも(もしまだ「目分量ダラ~ン弦交換法」を惰性で続けているようであれば)こちらのやり方を是非一度試してみてください・・・ギター初心者にとっても「これ以上簡単で確実で素早い弦交換法は(ロック式ペグ以外では)まず存在しない」のですから、絶対にお勧めです。




以上で「TDOT弦交換法」の解説は終わり(以下、御挨拶というか宣伝)です



34)

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36)

37)
She asked me to stay and she told me to shit sit anywhere.

39)

40)
・・・以上、「簡単・確実・爆速」の「TDOT:Top-Down-Over-the-Top」方式ギター弦交換法の解説でした・・・
(ちなみに、解説に使用したギターは「エピフォン・カジノ」ではなく、その85%サイズの「カジノ・クーペ」です)
    

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